従業員が経営視点を持つ組織へ：側島製罐株式会社の挑戦

参考：厚生労働省HP「従業員自らが学ぶ理由を見つけ自律的な成長を描けるように」

愛知県にある明治創業の老舗缶メーカー、側島製罐株式会社は、従業員が主体的に経営に参画し、組織全体の活性化を図る取り組みを進めています。

同社では、従業員が中心となってミッション・ビジョン・バリュー（MVV）を策定。このプロセスを通じて、従業員は自らの役割や会社の方向性を深く理解し、主体的な行動が促進されました。

また、自主的なプロジェクトの推進として従業員が自発的にプロジェクトやサークルを立ち上げる文化が醸成され、例えば「ピカピカチャレンジ（ピカチャレ）」と呼ばれる5S活動が展開されています。これにより、職場環境の改善と従業員の意識改革が進みました。

従業員の学びにかかる費用を全額会社が負担し、資格取得や研修参加を積極的に支援。さらに、自己申告型報酬制度を導入し、従業員が自らの貢献度に応じて報酬を決定する仕組みを採用しています。 これらの取り組みにより、従業員が経営視点を持ち、組織全体の活性化が実現されています。中小企業においても、従業員の主体性を引き出すことで、持続可能な成長が可能であることを示す好例です。

詳細は、厚生労働省HP↓

https://manabi-naoshi.mhlw.go.jp/jirei/18/

従業員が自ら学ぶ