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ものづくり補助金第21回公募がスタート!最大3,000万・賃上げ・海外展開も補助対象

  • inokuchi
  • 7月29日
  • 読了時間: 3分

革新的な新製品やサービスを開発したり、海外展開を目指す中小企業・小規模事業者の皆さまへ。

2025年7月28日、中小企業庁より「ものづくり補助金」の第21回公募が開始されました。最大で3,000万円支援を受けるチャンスが到来。賃上げやインバウンド対応なども評価される今、ぜひ補助金を活かした“イノベーションの実現”に挑戦してみませんか?


1. 補助枠の特徴と対象範囲


「製品・サービス高付加価値化枠」:革新的な新製品やサービスの開発に向けて最大750〜2,500万円を支援(従業員数により異なる)


「グローバル枠」:輸出やインバウンド対応など海外事業を通じて国内の生産性を向上させる取り組みに最大3,000万円補助

補助率は、中小企業が1/2、小規模事業者および再生事業者が2/3です


2. 賃上げで上限もアップ/最低賃金向上への対応

補助金の支給には、以下のような基本要件の達成が求められます:


基本要件

内容

付加価値の増加

営業利益+人件費+減価償却の年平均増加率:+3.0%

賃金の増加

給与総額年平均成長率:+2.0% または地域最低賃金の5年間平均成長以上

最低賃金

事業所内最低賃金が地域最低賃金+30円以上

子育て支援(従業員21人以上)

次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画の策定と公表

さらに、大幅賃上げ特例により、給与支給総額成長率+6.0%以上かつ最低賃金+50円以上などの要件を満たすと、補助上限額が最大1,000万円まで上乗せされます

また、最低賃金引上げ特例では、補助率が1/2から2/3に引き上げられる場合もあります 。


ものづくり補助金の詳細はこちらから↓


3. なぜ今、「イノベーション」への投資が求められるのか?

国は近年、物価高、賃上げ、最低賃金引上げ、人手不足など中小企業が抱える課題に対応するため、「稼ぐ力」の強化を重要視しています


4. 中小企業にとっての活用ポイント

補助金申請は早めの準備が鍵!

電子申請は10月3日開始、締切は10月24日です 。GビズIDプライム取得や事業計画書の作成、公表書類の準備など、余裕を持って取り組もといいでしょう。


Wordでまず計画書を組み立てておくとスムーズ

WEBフォームに直接入力するのは手間がかかるため、公開されている参考様式で下書きを用意するのが勧められています。


加点項目・口頭審査にも要注意

外部有識者による評価・口頭審査があり、加点に繋がる要素をしっかり計画書に盛り込むと有利ですなようです。


補助金は単なる資金支援ではなく、成長戦略の起点に

最大3,000万円に上る補助金は、設備導入・新サービス開発・海外展開の実現を後押しする強力な支援策です。しかし、重要なのは「ただ申請する」ことではなく、「補助金を使って自社の付加価値や賃金、ブランド力を高め、持続可能な成長につなげる」ことです。


ダイバーシティイノベーションでは、ものづくり補助金の申請準備や事業計画策定、賃上げ要件対応など、“イノベーションを形にする”支援を伴走形式で行っています。どんなことでも、お気軽にご相談ください。

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