「新事業進出補助金」第2回公募要領を公開 ― 中小企業の挑戦を後押しする支援の全貌
- inokuchi
- 10月3日
- 読了時間: 3分
中小企業・小規模事業者の皆さま、目新しい補助金情報です。2025年9月12日付で中小企業庁は「新事業進出補助金 第2回公募要領」を公開しました。既存事業だけでの収益確保が難しくなりつつある中、補助金を活用して新たな事業領域に踏み出すチャンスが本格化しています。この記事では、要領の概要、申請スケジュール、注意点、そして御社が取るべきアクションまでをご案内します。
詳細は、新事業進出補助金HP↓
この補助金は、新規性や成長性を持つ事業分野に中小企業が挑戦することを支援する制度で、経済産業省と中小企業基盤整備機構(SMRJ)が共同で運営しています。公募サイトは「新事業・新分野進出促進事業」として立ち上げられており、新分野参入やライフシフトを視野に入れた企業が対象となります。
また、上記のポータルサイト「新事業・新分野進出補助金」でも、制度概要や手続き、Q&Aなどが体系的に整理されています。
<公募スケジュールと補助内容のポイント>
申請受付期間: 公募要領公開後〜締切日まで(詳細は要領を確認)
補助対象: 新たな事業分野への挑戦、事業モデルの変革を図る取組
補助率・補助上限額: 中小企業および小規模事業者に応じた補助率・上限額が定められています。
重点分野: DX、グリーン、地域課題対応、健康・福祉、観光振興など、社会的に期待される分野に優遇措置や加点が設けられています。
支援体制: SMRJを通じた相談支援や、専門家派遣、事業計画ブラッシュアップ支援等が併設されています。(詳細な数値・要件は上記公募要領を参照ください)
<申請にあたっての注意点と成功のヒント>
1.事業計画の鮮明化
新事業進出補助金は、単なる業務改善ではなく「延長ではない変革」が求められます。既存事業とどう差別化するか、成長性をどう担保するかを明確にすることが不可欠です。
2.補助要件と加点項目を抑える
要領には、補助対象要件、要件となる資金使途、評価ポイント、加点項目(賃上げ、地域連携、DX導入など)が細かく規定されています。加点要素は戦略的に取り入れること。
3.早期準備と資料整備
申請書類(事業計画、資金計画、実行体制、収支シミュレーション等)はブラッシュアップが必要です。時間に余裕を持って準備を始めましょう。
4.事前相談の活用
SMRJの支援相談窓口を活用し、素案を見せながらアドバイスを受けることで、通過率を高めることが可能です。
5.実行力とフォロー体制を意識
採択後にプランが実行できなければ意味がありません。社内推進体制、PDCA設計、進捗管理体制まで見越した設計が採択側にも評価されます。
ダイバーシティイノベーションでは、この補助金を活用した 新事業立ち上げ支援 を得意としています。
具体的には:
補助金申請支援(計画書作成、加点要素設計、事業モデル構築)
研修設計(新事業を推進する人材育成研修)
実行支援(伴走型で計画を着地させる支援)
特に、講師陣を大学院教授・MBAホルダー・士業で構成している点は、補助金審査官にとっても説得力のあるアドバンテージになります。
この補助金は、変化の激しい時代に、中小企業が新たな可能性を切り開くための追い風となる制度です。挑戦する企業にとっての“ラストチャンス”になり得るこの機会を、どうか見逃さないでください。
補助金活用の企画・申請支援、研修導入、事業実行支援まで、すべてのフェーズでダイバーシティイノベーションが伴走いたします。まずはお気軽にご相談ください。




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