災害時の物流体制を強化する補助金制度、二次募集が開始されました
- inokuchi
- 6月23日
- 読了時間: 2分
国土交通省は、「物流拠点機能強化支援事業費補助金(災害時の支援物資輸送体制構築促進事業)」の二次募集を開始しました。
この補助金は、災害時における支援物資の「ラストマイル」輸送を円滑に行うため、地方自治体と物流事業者等が連携して実施する訓練(机上・実働)に対して、最大400万円(補助率1/2以内)を支援するものです。
なぜ今、物流訓練が必要なのか?
能登半島地震などの災害では、物資は届いていても、現場での仕分けや配布が滞るケースが多く見られました。特に市町村レベルでは、物流事業者との協定が未締結であることが多く、現場対応に大きな負担がかかっています。
この補助事業は、そうした課題を踏まえ、官民連携による実践的な訓練を通じて、地域の災害対応力を底上げすることを目的としています。
募集概要
- 公募期間:令和7年6月12日(木)〜7月11日(金)必着
- 対象者:地方公共団体(都道府県・市区町村)と物流事業者等で構成される協議会等
- 補助内容:訓練にかかる企画費、旅費、謝金、資機材借上げ費など(上限400万円、補助率1/2以内)
- 申請方法:郵送または電子メール(詳細は国土交通省の公式ページをご確認ください)
災害時に本当に必要なのは、物資そのものだけでなく、それを「届ける力」です。
この補助金を活用し、地域の物流体制を今から強化しておきませんか?
ご相談や申請サポートが必要な場合は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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